血に飢える俺が居る。

何か最近、やることもないし、役割も無い。

そんな毎日から抜け出したい。

ブックオフに行った。

何かしらの知識を得ることは大切だ。

しかし此処には俺の求めるものはもうあまり無い。

戦いの場には俺の求めるものがある。

戦うことこそ人の求めるもの。

人を殴りつけるあの感触。

殴られて口内が切れたときのあの味。

鉄の味。

意識がトびそうになる感覚。

たまらない。

あの味。あの感覚にこそ、求めるものがある。

もう5,6年は味わっていない。

確か最後は…

私が中学生だったころ、コミュニケーションの手段として拳を使

う不良が居た。

そいつは寝ているヤツの頭部を殴るなどの行為を嬉々としてやっ

ていた。

もちろんよく寝る私はその対象になりやすいわけだが、

そんなアホをかまってはいなかった。

しかしあるときボディーブローを受けてキレタ。

人を殴って満足したような横面にキレタ。

ヤツはボクシングをやっていると聞いたことがあったが、

そんなことを考える理性は残されていなかった。

ヤツが背を向けた。いける。

そう考えた。(後になって考えればそのときの身長差は20〜30?も

あったので、勝てるはずも無いが)

ダッシュをかける。

慣性が残ったまま、梅喧の6K風に蹴りを見舞う。

ヤツははじけた。机を撒き散らしながら。

相手もキレタ。(自分から仕掛けておいてキレるなと今では言いた

い)

向かい合う。

教室に自分とヤツしかいないような感覚になる。

ヤツの右拳が左目に飛んでくる。

今でも思い出せる。

とてもゆっくりに見えるのに体は動かない。(エアギア参照)

そして意識は落ちていく。

目を覚まし、何も無かったかのようにその日を過ごした。

翌日からヤツが仕掛けてくれば、やってやる覚悟はできていた。

何も格闘技をやっているやつに正面から戦う必要は無い。

そう気づいたのだ。

しかしヤツは仕掛けてこない。

その日も、あくる日も、ずっと。

屈強な体を持ってはいたが、脆弱な精神しか宿らなかったのだろ

うか。

力をもってすれば、弱者を踏みにじれるとでも思ったのだろうか。

今ではその答えはわからない。

今ではギルティを戦いの場としてる。(ヲタクと呼ばないで)

あそこには駆け引きが存在している。

勝敗を別にして、何かがある。

しかし、ぶっ放してくる奴等もいる。何を求めてやっているのかが解らん。

ギルティはクールにきめてこそのギルティだと思う。

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